2016/05/11

自殺防止ホットラインにはどんな電話がかかってくるのかという素朴な疑問に現場の相談員が淡々と答えたニュース記事


 あえていいます。興味深いと。
 青木無常でございますよ。



月


 私はかけたことはありませんがね。自殺防止ホットラインとか、そういうたぐいの電話相談。

 なぜかというと、まともに答えが得られるとは思っていないからというか。

 的外れにもほどがあるような答えしか返ってこないんじゃないかという惧れが多分にあるからというか。

 逆に怒りや無力感が増幅しそうな気も、どうしてもしますし。

 まあそれ以前に、そこまで本気で自殺を考えたことは正直、ありませんというのももちろんございます。



 ただ現実に、そういう相談電話に、しかも無償でたずさわっている相談員のかたも多数いらっしゃいますし、もちろんプロでもありましょう。

 実際、そういうところって、どういう電話がかかってくるのか。

 そして相談員のかたがたは、それに対してどう対応していらっしゃるのか。

 と、そんな疑問に答えるごとく、とある海外の相談員の女性が質問を募集し、その質疑応答がネット上で公開されているのでございますよ。


ロケットニュース24 2015年7月25日
【本人降臨】海外『自殺防止ホットライン』の相談員が「仕事内容についてお答えします」と質問受け付け / その質疑応答39選がコチラだ!
http://rocketnews24.com/2015/07/25/610092/


灯


 もう一度いう。
 興味深い。きわめて。

 たとえば、「Q5」。

 当然のことながら、相談員も保護されているようです。

 心の傷になりかねない事態から。

 そのため、会話中に相手が自殺行為を始めたとしたら

こちらから切るように指導されています。
ということなのだそうです。
 これは心強い指導でありますな。

 もっとも、そうそうドライに指導どおりに遂行できるのかというと、疑問には思われますが。

もちろん切る前に「あなたを助けたい。助けられるのなら、出来る限りのコトをする」と告げますが、もしも助けさせてくれない = そのまま自殺するのなら、受話器を置きます。
という記述もあり。だからといってこの行為によって心の傷から護られるかというと、どうもね…。

 で、相談員のかたがどういう対応をしているのかという疑問にも答えていらっしゃいます。

相手の気持ちを肯定してあげてください。ホットラインにかけてくる大勢の人々が、絶望や不安と闘っています。彼らは、自分だけが変なのではなく、他の人も同様の感情を抱いていると確かめたいんです。
これも心強い内容であります。

 アドバイスなんざいらない。
 ただ理解してほしい。
 その一念であることが多いのではないかと思うので。

 あくまで個人的推測に過ぎないことは承知の上で。



猫


 そのことに関連して、さらに興味深い部分もあります。すなわち、言ってはいけない言葉として
マニュアルでは、「分かります」という言葉はなるべく避けるように定められています。なぜなら、私たちは相手のことを何一つ知らないからです。相手がどのような人生を送ってきたのか、全く分かりません。「分かります」なんて言ったら、「お前になにが分かるんだ!」と相手の反発心を招きかねません。
との記述。なるほど。

 安易に同調するのもよろしくない。

 これも相談する側として考えればありがちな発火点であることはまちがいないわけですからね、と、わかったようなことをいうのもよくないのかしらん。



 ニュース記事には39の質疑応答が全3ページにわたって記されています。

 中には職場環境に関する質疑応答もあり、きわめて快適な環境が整えられているという答えがあったりもする。

 とはいえどれだけ快適な環境であろうと無償で行っていることだし、自分自身がこういう仕事にたずさわる気にはとてもなれないのが正直なところなんですが、やりがいを感じたりするのも確かにあるんだろうなというのが実感される応答もありますね。

 なにより
何ごとも前向きな姿勢で取り組んで、失敗しても落ち込みすぎないことが大切です。
という姿勢自体を見習うことができれば、というのが率直な感想。



黄昏


 ありゃ、昨日とちがって意外と毒々しくない内容におちついたな。(^_^;)



 とはいえ明日も陰鬱な内容でつづける予定。

 昨日今日と精神的に追いつめられての自殺に関する内容でしたが、次回はすこし毛色がちがう。

 そして重いです。

 おちこんでたら、明日の記事も読まないほうがいいかも…



 なんか書く前から自分が落ちてきちゃいそうなので本日は以上。(^_^;)
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~




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