2016/05/17

魚で確認された「闘争か逃走か?」反応を決定する神経回路の違い


 人間も事情は同じなのでしょうか。
 青木無常でございますよ。



逃走


「闘争か逃走か?」

 もちろん駄洒落とかじゃあござんせん。ご存知ですよね? ( ̄ー ̄)

 英語でいうと「fight-or-flight(-or-freeze) response」、すなわち動物が恐怖に直面したとき、戦うか逃げるか(あるいはすくんでしまうか)といった選択に関する反応。

 だれが訳したのか知りませんが、駄洒落的な言い回しがおもしろくもあるためか、この「闘争か逃走か」という訳語が一般的になってしまっているおかげで変換がわずらわしくてしかたない。(`▽´)

 ま「戦うか逃げるか反応」でもいいんだけど(^_^;)、これ上のと比べるとおもしろみも何もないしね。(^_^;)



 われわれ現代人は実際に戦ったり逃げたりする必要に迫られる場面に直面させられることはあまりないため、上司に怒りをおぼえても殴りかかったり逃げたりすることはできません。

 これがたいへんストレスになっているらしい。

 私などはついつい己の怒りにふりまわされて後先考えずに他人様につっかかってしまうことが多くて人生苦労しっぱなしだったりするんですが、なぜこうも自分の怒りを制御できないのかと悩みが尽きません。

 相手に殴りかかってもタイ~ホされずにすむなら、実際に暴力に訴えるのかどうかはわかりませんけどね。



 でも弱い犬ほどよく吠えるのことわざどおり、実際内心は恐怖心でいっぱいでもあるわけで、いずれにしても得なことなどなにひとつない。



 逃げたからって内心の怒りが昇華されているわけではないので事情は同じなんでしょうけど、少なくとも喧嘩して得のない場合に衝動的に怒りをぶちまけてしまうような愚行からは免れるわけなので。

 この「闘争か逃走か?」反応は逃走を選びがちな性格のほうがトラブルは少ないんじゃないかなあと以前から思ってはいたのですよ。



 じゃあその選択はどのように行われているのか?

 …という疑問に対するひとつの答え、すなわち動物が闘いを始めた際にいつ降参するのかを決める役割を果たす神経回路が発見された、というニュースがございましたのですよ。


マイナビニュース 2016/04/01
理研、動物同士の争いで"逃走か、闘争か"を決めている神経回路を発見
http://news.mynavi.jp/news/2016/04/01/246/


闘争


 研究の対象はゼブラフィッシュというお魚。

 動物は縄張りとか異性の獲得競争とかいろいろな理由で同種同士で争うことがありますが、このゼブラフィッシュもオスを2匹同じ水槽に入れると威嚇から攻撃に移行するのだそうです。

 で、勝ったほうはわがもの顔に自由に泳ぎまわり、負けたほうは底のほうであまり動かなくなるらしい。

 こういう同種同士での優劣を決める脳内メカニズムはこれまでよくわからなかったらしいのですが、その働きを制御する可能性のある部分が特定されたようなのでございます。

 なんか「脚間核」という耳なれなさすぎる用語が頻出してますが、まあその逃げるか闘うかが別個の回路にわかれているらしいのです。

 要は降参を選ぶ回路と闘争継続を選ぶ回路があって、それぞれの働きを阻害してみると有意な差異がみられたとか、そういうことみたい。



 これ即人間にあてはめられるかどうかはもちろん不明でしょうけど、仮にそういうものがあるのだとしたら私の場合は「闘争」スイッチのほうが強くて引き際を見きわめ損ねやすい傾向がある、ということになりそうで。



猪突


 別にこの説が正しいかどうかとかはまあいいんですが。

 要するに性格なおす薬でもあればちっとはマシな人生送れるカモしれんし。

 物理的な要因があるんなら、その可能性もちっとは増えるカモしれませんからねえ…



 もっとも、こういう部分を人工的に制御しようとするとロクなことにならないというのもありそうな話ではあるので(麻薬とかがその最たる代表例でありましょう)、別に本気で期待しているわけでもないんですけど…



 ああ、なんか底なしに落ちて水槽の底に沈んでしまったので本日はこのへんで…orz
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~




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