2016/04/17

低俗をおきざりにして人形に魂をこめてきたオリエント工業がとうとう芸術家とコラボする企画「人造乙女美術館」


 主催するのは「ヴァニラ画廊」というギャラリーらしい。
 青木無常でございます。



explosion


 以前、ロボット関連のシリーズを行っていたときに言及したオリエント工業の「ラブドール」を使って、日本画家・池永康晟さんの美人画を再現するという「人造乙女美術館」が4月26日より開催されます。


ねとらぼ 2016年03月15日 20時13分
ヤダ、ドキドキする…… オリエント工業がラブドールで日本画を再現する「人造乙女美術館」開催決定
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1603/15/news157.html


 良識ある紳士淑女には眉をひそめられそうな内容の美術館…といってしまってよろしいのではないかと思います。

 事実、18禁。

 ただし、そういう文脈では語り切れない内容の展示会でもあるというか…んああ、どうしても言葉が宙に浮く。



 異論や反発も予想されますが。

 ラブドールというのはぶっちゃけていってしまえば高級性人形。

 …でありながら、その造形はたしかに芸術の域に達している。



 あえて付言しておきますが、異論や反発が予想されるのは、上の二文どちらにもでございます。

 否。
 本日の内容すべてにあてはまる。カモ。(`▽´)



flower


 オリエント工業のラブドールは価格からしてもすでに単なる助平根性だけの顧客を拒否している感があるし、事実ラブドールを「娘」と呼んで「我が家」に迎える愛好の士はネット上でも大量に見かける。

 むろん…といってしまっていいのかどうかは知りませんが…彼らの大半は性欲処理の対象としての使用を第一義に求めているのではないかと思われますが。

 それだけに留まってはいない節が見受けられる愛好家も少なからず存在する。



 そのラブドールを中心にすえて、これまた日本を代表するといってよさげな芸術家(という呼称自体もこれまた使用が大変ためらわれる言葉にほかなりませんが)である池永康晟さんの美人画を再現する、という試み。



 そもそもエロと芸術を分離すること自体不毛な感覚という文脈はとりあえず棚上げておいて。

 この奇妙なゆらぎ感覚の重層が、どうにも異様な吸引力を発揮している企画展、というのが私の現時点での感想なのでございますよ。



erection


 仕掛けたのは「ヴァニラ画廊」というギャラリー。

 このヴァニラ画廊自体が謎めいているというか、一言でどう表現すればいいのか非常に困窮する存在。

 単なるギャラリー、とでも評してしまえば一番楽だし無難なのではないかとは思うのですが。

 どうも分類やレッテル貼り自体を拒否する、というより無視するというか嘲笑うというか、そういう超越した雰囲気をただよわせている。

 それでも、こうして紹介する以上「ヴァニラ画廊とは何か」に言及しないわけにもいかず、その結果として狸詣でのように幾度も幾度も困惑の窮地に舞い戻らされてしかたがない。

 芸術の発信(発進?)地とでもいえばいいのか。

 その発信・発進する芸術の内容ももちろん独特のこだわりというか偏りが存在するように思われるのですが、たとえば。

 ヴァニラ画廊とは何か、という問いに対する答えを求めてググってみたところで出てきたもののひとつに「国内唯一のエロティックアート専門の画廊」という紹介のされかたがありました。

 18禁的な内容のアートを中心に紹介しているギャラリー、という見方もできるのかできないのか。

 いずれにせよ、そういうくくり自体を拒否している雰囲気もあるし、こうして「くくろう」としている試み自体を嘲笑われそうな雰囲気も横溢していて私は非常に苦労している次第でありまして。



和合


 ま。

 単なる性欲中心の愛玩人形を使ったエロティックアートの展覧、というくくりかたではおそらく怒られてしまうだろうから、あえてそういうくくりかたで押し切ってしまうのもおもしろかろうとは思うのですが。(`▽´)



 かといって、これはまぎれもなく芸術であり低級な性欲など介在させてはならない高尚な内容なのだと鼻息荒く主張するのももちろん的外れ以外のなにものでもござんせんし。(`▽´)



 芸術と性とを切って離して論じようというのがそもそもおかしいのだ、と斜視気味に見下す姿勢もまたあまりにも妙。(`▽´)



 単におもしろいと思ったことをそのまま表現して展示したのだというあたりがおそらくは一番近いのではないかという気もしますがやっぱりどうにも的が外れてしまう。(`▽´)



陰陽


 笑いマークの連発で誤魔化すつもりもないんですが(`▽´)。

 どうにも何をいっても笑い飛ばすあたりに着地するしかないこのケツのすわりの悪さに困窮しきりの私自身をこれまた笑い飛ばして、ここらあたりで強引に唐突に締めてしまうのがよいのカモしれませぬ。ほほほ。



 入場無料ならぜひいってみたいところなんですがね。(`▽´)(`▽´)(`▽´)(`▽´)

 ワリ、たった1000円でもしぶちん根性を出汁にして重い尻をあげないことになりそうです。



 私が訪問しようがしまいがなんの影響もありゃしないだろうという観測もあさっての方角に蹴り飛ばしつつ本日はこのへんで。やれやれ苦労したわえ。( ̄ー ̄)
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~




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