2016/01/08

レストランでライスだけ注文したら追い出されたりするのかしないのか?


 ま、レストランでライスだけ注文てなこともあまりなかろうけど。
 青木無常でございますよう。







 でもむかしから焼き鳥屋の煙のにおいとかだけで「ごはん三杯はいける」てないいかたはありましたしね。

 香りは味の重要な要素でもあります。

 香ばしいおかずのにおいでごはんだけ何杯も食べて金欠を乗り切りたい…などというシチュエーションも最近ではなかなか起こり得ないのカモしれませんが(^_^;)。

 そもそも実際それが許されるのか?

 という疑問に対する答えが明確にされたニュース記事がございましたのですよ。


弁護士ドットコム 2015年10月13日 10時47分
ラーメン屋で「1杯130円」のライスだけ注文する客・・・店は断ることができる?
https://www.bengo4.com/other/1146/1307/n_3806/


 私はレストラン、とアレンジしてみましたが、ラーメン屋でもレストランでも事情は同じでしょう。

 ライスだけ注文する客を、店側は断ることができるのか?

 答え。
 できます。
 …だそうです。へええええ。







 それでは順を追って概要を紹介がてら解説していきましょう。



 まずニュース記事中では、なぜラーメン屋でライスだけ注文したいというシチュエーションに至ったか、というところから明確な理由が提示されています。

 すなわち、ラーメン屋においてあるトッピング用の「辛子高菜」を白ご飯にかけて食べたい、という理由。

 ネットの掲示板にこの話題を投稿した人物は、ラーメンではなくその店にある「辛子高菜」で白ご飯を食べたいという理由で「ライスだけ」の注文を5回ほどしたことがある、というのです。

 が、さすがに最後には店側もライスだけの注文はやめてほしいと申し入れてきたんだそうで。







 感覚的には店側の言い分が正しいような気もするけど、法律的な根拠はあるのかないのか、という点を記者が弁護士に質したところ、きわめて明確な回答が得られたというわけ。



 すなわち、

双方に意思の合致がないので、「契約」が成立しない
という論理なんだそうで。

 契約というものは「双方の」合意が成立した時点で法的拘束力が発生するものなのだとか。



 だから店側が客の要求に合意できなければ、契約そのものが成立していないわけなので、法的拘束力は発生しない、ということらしい。

 なるほどねえ。







 私が以前、深夜の松屋で遭遇した腹立たしい客。

 いや、私も客でしたので、店側の言い分というわけではないんですけど。

 その男は牛丼といくつかのサイドメニューを注文したのですが、それぞれの品を持ってくるタイミングまでこと細かに指示を出し、牛丼は「だくだく」でというイミフな指定までしていました。

 店員も店員で聞き返しもせずハイハイいってたのですべて了承したのかと思いきや。

 サラダや卵などのサイドメニューはあらかじめ用意されたものを出すものですので、たいがいまっさきに出てくる。

 男の注文は牛丼のあとで、という指定だったのですが、店員は了承したにも関わらずまったく意にも介さず(おそらくは)マニュアルどおりにまっさきにサイドメニューを男の眼前におく。

 男は男でイヤミな口調で「牛丼を最初に持ってこいっていったはずだけど」的な態度で出された品をつき返しておりました。

 店が混んでいたわけでもなし、サラダや卵が先に出ててなんの不都合があるんだ、と私は内心唾棄まじりの気分でツッコんでたんですけど。





 コストのことを考えれば店員側だって、マニュアル外の細かすぎる注文を受ける必要はないのにな、とも思ってはいたし、受けるんなら受けるでなぜそのとおりにしないのだろう、とも激しく疑問に感じていまして。

 ま、松屋の店員がそんなに深い考えあって動いているはずもなし、単に機械的に返事していただけなんでしょう。

 どっちもどっちの不快臭ふんぷんさ加減だったわけであります。



 で。

 松屋みたいな薄利多売の店舗においては、サービスの内容もそもそも限られて当然の話で、細かい注文をつける客のほうが非常識、という感想をそのときは持ったのですけど。

 そもそも法律的につっぱねることができるかどうかは長いあいだ疑問のままでした。



 上のニュース記事はそれにひとつの回答を示してくれたわけで、なかなかすっきりしたのでありました。







 まあ現実的に考えて、混んでもいない時間帯にそれくらいのサービスができないのかと、この手の人種はほぼ確実に反論してくるでしょうし。

 店側としても客とのトラブルなどできるだけ回避したいところでしょうから単純に割り切れる話でもないんですけど。



 その内容のサービスはコストに含まれていないので提供できません、と断ることは少なくとも法律的にはできる、というあたりなんでしょうね。



 ちなみに、ツユかネギかそれともほかのものを「だくだく」にしろとその男はいいたかったのかは不明なんですが。

 くだんの男は出された牛丼も「これ“だくだく”じゃないよね」と突っ返してました。



 厨房へのつなぎの時点で店員は「だくだく」のキーワードを伝えていなかったので、この結果も予想できておりましたがね。(`▽´)







 深夜のファーストフード店で独善的なサービスを要求する客と機械的に承諾しただけでまったくそれをサービスに反映させることができない無能店員。

 …やっぱどっちもどっちだった、かな。(`▽´)



 もちろん私は黙ってそのやりとりを横目にしながら食事を終えて無言で店を出ましたがね。

 世の中にはどうでもいいけど正視しがたい醜悪さが山ほどにあふれ返っているのだなあ、とあまり気分のよろしくない感慨を胸に秘めながら。



 というようなことをふと思い出したニュース記事なのでありました。(`▽´)



 ラーメン屋にいってパン頼んでみるので本日はこのへんで。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~












0 件のコメント:

コメントを投稿