2015/11/24

おまーの名字はどんな由来だか知ってっか?


 別に知らなくとも、人生になんの影響もありませんがね。
 青木無常でございますよう。



 加藤とか伊藤とか、うしろに「藤」の字がつくのは「地名+藤原氏」という程度のことなら、なんとなく知っていました。

 加藤だったら、加賀の藤原氏の末裔、とかね。





 ま、明治維新のおりに身分制度再編の影響で「平民苗字許可令」が定められた折に、それまで名字のなかった「平民」が勝手に名乗った例もある…というか、おそらくはそっちのほうが多いのカモしれませんが…(`▽´)



 あと、服部。

 服は「ふく」と読むし部は「ぶ」。
 なんでこれで「はっとり」と読むのか? とか。

 だれしも一度くらいは疑問に思ったことがあるのでは?


 これ、たぶん「はたおりべ」から来ているのではないかというのが私の推測。

「はたおり」は漢字で書くと「機織り」で、織機を使って制作される織物のこと。
 これをなりわいとしている「部(べ)」が「はたおりべ」=「機織部」。





 なに? 「部」ってなにかって?

 むかしの日本にあった「部民制(べみんせい)」のことだよ。
 なんらかの仕事にかかわる一団(ほかに王宮や豪族に所属する一団もある)をさした言葉。

 織物を制作していた人たちは機織部と呼ばれていたわけで。

 織物といえば服だから「服」の漢字が当てられるようになり、一番うしろの「べ」の発音が脱落していき「はっとり」に。

 …という流れ。

 要するに「はたおりべ」->「はとりべ」->「はっとり」というような感じ。



 とまあ、基礎知識がなければなぜそう発音するのかとか、どういう由来なのかとかがさっぱりイミフな場合も往々にしてあるのが、名字というものであるわけですが。







 その由来を検索することができるウェブサイトに関するニュースを、本日はご紹介いたしますわけでございます。

 実に興味深いですよ。(^-^)


ロケットニュース24 2011年10月19日
「あなたの名字の由来は?」 全国の名字95パーセント以上を網羅する由来検索が話題に
http://rocketnews24.com/2011/10/19/143083/


 こりは2011年に公開された「名字由来net」というサイトを紹介しているニュース記事で、なんでもこのサイトは

全国に30万件ある名字の約96パーセントを網羅しており、今後も随時情報を更新して行き、100パーセントを
めざしているのだそうな。


名字由来net


 使いかたはきわめて簡単。
 検索欄に検索したい名字を漢字で入力し、検索ボタンを押す。
 以上。

 ね? 簡単。(`▽´)







 ではさっそく試してみましょうか。



「伊藤」という名字を検索してみると、まずは【読み】として「いとう,いふじ」と出てくる。

 私の生涯において「伊藤」を「いふじ」と読む名字の人には出会ったことがないんだけど、そういう人もどうやら存在するということか。

 全国では5位の順位になるらしく、百八万人以上も存在するらしい。

 このへんのデータは電話帳(全国電話帳データ)をもとにしているらしいので、非公開の人も含めると変動が大きそうな部分ではありますかね。







 で、かんじんの由来については

中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)。藤原秀郷の子孫、佐藤公清の曾孫基景が現三重県である伊勢に住み称したのに始まる。
…云々とつづく。
 全文引用するとなんか骨太すぎてイヤ~ンな感じになっちゃうので、ご興味がおありでしたら自分で検索して調べてみてね。(^-^)



 まあともあれ、ほうれみろやっぱり「伊勢」の「藤原氏」じゃねえか(ほかに「伊豆工藤」の末裔という記述もあり)と青木無常さま鼻高々でうぬぼれつつ「加藤」も調べてみると…

現石川県である加賀の中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)
…と始まり、あれ? そもそも藤原氏自体が加賀の出自なの? と…(^_^;)

 ちなみに【読み】は「かとう,かとお」となっており、こっちもあれ? 「いふじ」はいても「かふじ」はいないの? と…(^_^;)

 そういえば「いとお」もなかったな、とか…(^_^;)(^_^;)(^_^;)(^_^;)







 んじゃ服部はどうよ!

 とばかりになかばキレつつ(いや実際はそれほどでもないけどさ)検索したら、こちらはどんぴしゃ【読み】の段階で出てまいりましたよ。

「はっとり,はとり,はとりべ,ふくべ,ふくい,はった」と。
 あるじゃん「はとりべ」。ひひひ。

 とばかりに、またまた天狗になりながら本文に進めばますます天狗。( ̄ー ̄)

語源は、古代の機織職業部から起こり、地名にも存在する。服部の居住地が多く、衣類を織る職業姓に属す。

 でも初っ端に書いてあるのは

古代の服部伴造の子孫が主流である。

 んあ?
 服部伴造てぇのはあの忍者の?
 でも「半造」じゃなかったっけ…?

 と早とちりいたしましたが。

「伴造」というのは「とものみやつこ」と読むほうの「伴造」らしい。
 要するに部民制と同じ流れの話ってことね。(^_^;)

「服部半蔵」(「造」ではないし(^_^;))は徳川氏とかに仕えた人物(正確には代々「半蔵」を名乗った服部半蔵家の歴代当主らしいけど)だし、ここからの子孫が主流だなんて歴史も浅すぎると思ったんだよな。



 …とか、もうこれだけでいろいろ遊んでしまいましたよ私。(`▽´)







 ほかには「珍しい名字の有名人ランキング」というトピックというか項目もあって、私の好きな薬師丸ひろ子が二位で出てきていたので調べてみると、全国人数が20人しかいないらしかったりとか。

 出自は現佐賀県と長崎県である肥前国に「薬師丸邑」(邑は音読みだと「ゆう」だけど訓読みなら「むら」と読む)というところの発祥らしいとか。

 あるいは
丸は丸子部のこと。
との記述もあり、ありゃ、こちらも部民制と関係あるのカモ、とか。







 定番のアクセスランキングも、このサイトだとちょいと意味あいがちがってくるというか、一位が(私が調べた時点では)「五郎丸」。

 ちなみに「五郎丸」の解説は
五郎という人物の居住地
というしごくまっとうな内容のほかに
石などのゴロゴロしている場所や川、山などの石の多い場所
という、なんじゃこりゃ!? な感じの記述もあってこれまた笑える。



 さらに定番の「おすすめ」という項目も「キラキラネームランキング」(「皇帝」と書いて「しいざあ」と読んだり(`▽´)「ふらんつ」とか「さうざ」まで! 北斗の拳か! (`▽´))とか「世界の名字ランキング」とかおもしろそうな項目が目白押し。







 とにかく「名字」に関する興趣が満載のすばらしいウェブサイトが、この「名字由来net」なのでありますよ。



 …いけねえ。
 つい楽しすぎてこの項に時間かけすぎたカモ…(`▽´)



 次回の更新は手抜きだぞと誓いつつ本日はこのへんで。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~












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