2015/11/29

月には高度な文明を持った宇宙人が存在し、天使の彫刻を遺したのみならず古代地球にも訪問し、神と崇められていたという


 いや、んなバカな。(^_^;)
 青木無常でおます。







 バカななどと一笑に付してしまってはいけませんかね。

 この広大な宇宙には、科学でははかり知れないさまざまな事象が生成と終滅をくりかえし、云々とロマンあふれる(ついでに思考は停止した)詩的な解釈ももちろん言語道断とまでは申しませんが。

 しかし、いくらなんでもこれはどうも…

 と、どうしても苦笑まじりに放置してしまいたいくらい想像力にみちみち過ぎた、ある「説」が。



 具体的に概要を要約すると、月には生命どころか、キリスト教のような宗教観をもった文明人が存在した…というような与太…失礼、主張をなさるかたがたがいらっしゃる、ということのようなのですよ。(^_^;)


 はあ。ネタ元? そりゃもちろん、あのすてきなすてきな妄想爆発しまくりの、超新星のごとく燦然と輝くオカルトニュースサイトの「tocana」でございますとも。(^_^;)


tocana 2015.09.08
月に文明は存在した!? アポロ11号が持ち帰った石に「天使の彫刻」が施されていた!!
http://tocana.jp/2015/09/post_7272.html






 いや。
 私だって、浪漫あふるる空想話はもちろん大好きだし、どれだけ荒唐無稽だろうとそこに感動があれば「物語として」肯定することにやぶさかではございませんのですがね。

 それにしたって…

 限度っつーもんがある。うん。ある。


  アポロ11号が持ち帰った驚愕すべき彫刻!

 もすこしかいつまんで概要を説明しておきましょうか。






 1969年に人類初の月面着陸に成功したアポロ11号が、ある驚愕すべき石を地球にもたらしていた、と始まる。

 なんと“天使の彫刻”が刻まれた石である。

 上のニュースサイトにはその“彫刻”の写真も掲載されている。

 背中に翼が描かれた、まさしくキリスト教徒の絵師が刻んだかのごとき、いわゆる天使の彫刻。


  確かに美しいし神々しい天使像ではあるが…

 その精緻さと美しさはたしかに賞賛に値します。

 賞賛には値するんだが…これ月から持ち帰られたものだとかゆわれても、ちょっと…

 …というような感じの…





 いってしまえば、オーパーツというよりはどう考えても単なる捏造品だとしか思えないような、きわめてキリスト教的な彫刻そのもの。


  匿名で届けられた“最高機密”であるはずの現物。しかも届け先は同じNASA内部の人物

 ともあれ説明をつづけます。

 その彫刻の存在を公にすると世界中がパニックになると恐れたNASA上層部が、秘匿を決意。

 ところがそれを憂えた匿名の人物がNASAの地質学者のもとに当の彫刻が刻まれた岩石そのものを送りつけた、とかゆー…(^_^;)







 そんな“最高機密”が簡単に外部に持ち出される管理体制もアレすぎるけど(^_^;)。

 なんでそんものが、同じNASA内部の地質学者のもとに?

 もみ消される虞とか考慮しなかったんでしょうかね、この匿名希望氏は。(`▽´)



 で、この地質学者であるチャールズ博士が調査をつづけたところ、この石は

月の高地でしか見られない鉄の合成物から構成されており、およそ20万年前に誕生したものであることが判明
したのだとか。





 うんんん…

 いや、地質学者だからそういう分析はもちろん専門なんだろうけど…


  かつての月には大気があり生命が存在していた!

 ところがこの地質学者氏。

 この発見から、かつての月には大気があって生命体が存在していた証拠、といきなり一足飛びに断定してしまったらしいのでございますよ。

 地質学者のくせに、たかだか岩石ひとつで月に大気が存在していただの生命が発生していただのと決めつけてしまう拙速さもアレなんですけど。







 このチャールズ博士はさらに。

 地質学者のくせに、彫刻の洗練具合を賞賛し、創作者の美意識の高さを力説するなど、まるでキュレーターのごとき高邁なご意見を口になさったようでして。

 いや、チャールズ氏。
 あんた何様? (`▽´)


  シュメール神話の神々と酷似?

 ところがさらに。
 なんかこのチャールズ博士に同調するかたまで出現してしまう始末。
 なのですよ。(^_^;)

 そのかたは、ニューヨーク大学のフレデリクス博士なる謎の人物。

 いや、謎の、としたのには理由がある。

 だって、この「博士」が何の「博士」なのかがニュース記事にはどこにも書かれていない。

 文脈からすれば、シュメール関係にくわしい人物らしいことは推測できるのだけど…







 まあとにかく、そのフレデリクス博士は

シュメール文明の神話に出てくる「アヌンナキ」の神々に注目、月面石の天使と同様に翼を持つことから、シュメール人はこの彫刻を作った宇宙人の訪問を受けていたのでは、と語る。

 いや。
 いや、翼を持っている神々なんざ別にシュメールに限定せんでも…


  ニビルという星からの神人が古代の地球を訪問していた!

 まあシュメール文明には謎が多いとか正確すぎる太陰暦とか彗星の追跡記録とか発見されていないはずの海王星や天王星まで粘土板に記述していたとか、そういう話が本当にあるのかどうかはわしは知らんけど。

 解読された粘土板の内容に
「ニビルという星に住むアヌンナキが地球に来た」
という記述があったからって、これまた超超一足飛びに
「アヌンナキ」は月から来た宇宙人であるとして、「シュメール人は彼らを神と敬い、偶像として祭ったのではないか」と主張
し出したとかいうことになると…(^_^;)
 この博士が、どこでどう認定された「博士」なのかとか、いろいろどうもいちじるしく怪しく感じられてしまうというか…(^_^;)







 …という。(`▽´)

 どこをどうとってもツッコミどころ満載の、笑点のごとくすさまじく笑え…もとい、興味深い内容の連続。

 連続というか、これはもう、速射砲! のごとき与太話…もとい、超推測!



 そもそも勝手に持ち出されたものだとしたら、NASAも黙っちゃいないと思うんだが…

 ご立派な地質学者さまが分析した結果なのだろうし、その問題の岩石の組成とかも詳細に公表されているのではないかと思うんだけど、果たしてホントに20万年前の月の高地にしか存在しないものなんだか…

 なにしろこれだけで大気や生命の存在さえ断定してしまえるほど超絶的洞察力をお持ちの博士さまだからな! (`▽´)



 なんかNASAから匿名で精緻な彫刻入り月の石が送りつけられてきたので本日は以上!
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~












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