2015/09/19

リドリー・スコットが契約したという『2001年宇宙の旅』のスピンオフTVドラマはポシャったのか?


 これもヌカ喜びに終わってしまうのか…
 青木無常でございますん…。







『3001年終局への旅』。

 いわずと知れた『2001年宇宙の旅』の小説版を執筆したアーサー・C・クラークの手による続編第四弾にして「宇宙の旅」シリーズ完結編と銘打たれている作品であります。

『2001年宇宙の旅』のストーリーは、不朽の映画をものしたスタンリー・キューブリックとのアイディアのブラッシュアップから生まれたものですが。


 以降の続編はすべてクラークのオリジナル。







 映画版『2001年宇宙の旅』は、ともすれば哲学的と評されることすらある謎めいた映像表現が大きな特徴。

 その説明の省略ぶりが映画の内容に内実を超える高評価を与えているのではないか、との疑義を私は何度か表明しております。




 そんな映画版とは対極をなすといってもいいクラークの小説版の一連のシリーズは、どれも明確な解釈が可能(それだけに映画版と比較して不当に低く見られがちでもある)。







『3001年終局への旅』も非常にわかりやすい内容で、特に物語の前半部は未来社会の観光案内といったおもむき。

 また後半部はシリーズ全体を通じて物語に謎を投げかける物体「モノリス」が人類に対してアクションを起こすことが示唆されています。

 この『3001年終局への旅』の内容に関してはネタばれあらすじとレビューをこれまた以前行っているのでここで改めてくわしくは語るのはやめておきますが。








 去年の年末近くに、なんとこの『3001年終局への旅』をベースとしたミニシリーズがアメリカのTVドラマとして製作される、というニュースが流れたのであります。


GIZMODO 2014.11.05 11:00
リドリー・スコット氏、「2001年宇宙の旅」のミニシリーズ制作へ
http://www.gizmodo.jp/2014/11/2001_1.html#cxrecs_s


 それも、監督がリドリー・スコット!

 リドリー・スコットとくれば「エイリアン」「ブレード・ランナー」というこれまた不朽の名作を作成した世界の巨匠。

 まあこの人も出来不出来の振幅が激しすぎる人らしく、近年はロクでもない作品ばかりという噂もありますが…(^_^;)、とはいえどうしても期待大になってしまう。







 ところが。

 ところがなんでございますよ。



 その後、この企画に関する続報はない様子。



 そこで「リドリー・スコット」でググってみたらば、こんな記事が。


WIRED 2015.8.24 MON
リドリー・スコット監督の『オデッセイ』、新しい予告編が公開
http://wired.jp/2015/08/24/new-martian-trailer/





『2001年宇宙の旅』の原題は「2001: A Space Odyssey」。

 なので。

 あ、3001年のテレビドラマ版は『オデッセイ』というタイトルになったのね?

 なんだ、ちゃんと進んでたんじゃん。



 などと胸をなでおろしかけたのですが、これはぜんぜん別の作品である『火星の人』という小説を映画化したもの。

 らしい。







『火星の人』という作品がどんなものなのかはぜんぜん知らないし特に興味もわかない。

 そもそも、原題が「The Martian」(意味はそのものずばりの「火星人」)で、オデッセイなどという言葉は見当たらないのになぜ映画の邦題が『オデッセイ』などというまぎらわしい名称に?

 これ3001年がポシャったのをごまかすためにつけたんじゃねえの?

 とかいうあり得そうもない勘ぐりまで一瞬頭の片隅をよぎったわけですが…(`▽´)







 この『オデッセイ』の予告編動画も上のニュースサイトには埋め込まれてたりするし、このブログにも埋め込んでおいてもいいかな、とも思ったのですけどやめておきます。

 ヌカよろこびがひどすぎて、その気になれない。



 かわりに、こんなニュースで見つけた『2001年宇宙の旅』の“最新”トレーラー動画を埋め込んでおきます。


GIZMODO 2014.10.23 12:30
1968年公開の不朽の名作、「2001年宇宙の旅」の最新トレイラーが公開
http://www.gizmodo.jp/2014/10/2001sf.html#cxrecs_s


Stanley Kubrick’s 2001: A Space Odyssey Trailer - In cinemas 28 Nov | BFI release



 ああ。
 やっぱり映像のものすごさは不朽そのもの。



 これをこえる作品を期待してたわけではないものの、やはり…。

 やれやれ。

 いったい何があったんだ、リドリー・スコット!







 3001年の宇宙社会の映像、みてみたかったな…。



 テンションだだ下がりのまま本日はこのへんで。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~












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