2015/08/17

考えてみると、だから「安月給」から脱却できる、というわけでもなさげな『ずっと「安月給」の人の思考法』


 だから「これで安心」とか思ってしまうこと自体…
 青木無常でございますよう。







「安月給」。

 という言葉自体にまず、衝撃力がある。

 で。

ずっと「安月給」の人の思考法』。

 などと提示されると、

「なるほど! 安月給になりやすい人間の思考法を把握すれば安月給から解放されるわけだな!」

 などという

短絡思考で飛びついてしまう。







 これって、お金が身につかないひとの典型的なパターンとか、そういう方向に結びつくような気がかなりする…。



 同様の思考の流れで、目に飛びこんできて反射的に(私が)開いてしまったニュースがこちら。(`▽´) ↓


lifehacker 2013.04.24 07:00
捨て去るべき、8つの「安月給の人」の考え方
http://www.lifehacker.jp/2013/04/130424book-to-read.html






 まあせっかくなので内容もささっと紹介しておきます。



  ☆「社員食堂が安い!」→「安月給」


会社が食事を用意すれば食費が減るので、労働者は給料が安くなっても生きていける。つまり、「食事を安く提供するから、給料を安く抑えることができる」
というカラクリなんだとか。
 身も蓋もないね。

 つか、なんだか穿ちすぎに思えるのはわしが「安月給の人」だからなのか。





 ま、安くておいしけりゃ利用するけど、そんなことは全然ない社員食堂もそこらじゅうにごろごろあるからな。

 常用していた社員食堂は正直、わしの場合はあんまりない。



  ☆「諸手当」が充実している会社は…?


 給料は安いが「諸手当」は充実している。

 …ってのはたしかにはっきりわかりやすいカラクリかもね。

 残業代の計算には入らないからね。





 ま、ボーナスとか退職金なんざ、このわしにはまるで無関係な人生だったが…

 こいつは「安月給の人」どころかそもそも貧乏思考なのではないか、という気が濃厚にしてきたぞ。(`▽´)



  ☆「年功序列は悪!」→「安月給」


 年功序列の功罪などまったく目新しくもない論点だけど、右肩あがりで増えていくならモチベーションは維持できるのでこの制度自体が決して悪くない、という内容。

 不況で給料がさがる、という可能性は考慮に入れなくていいのだろうか…。







 ちなみにニュースサイトには「精度」とあるが明らかに変換ミスの放置。

 ニュースサイトの記者が紹介する時点でまちがえたんならまだしも、元ネタの本のほうがまちがってるのだとしたらちょっとイヤかも。

 こういうミスって瑣末事であることはたしかだけど。

 でもプロである以上はこういう部分に鈍感であること自体が疑問につながるし、第一、見られただけで「バカ」という直感的な感想にに直結するおそれも多分にある。

 本、てのは通常は編集者がいるもののはずだし、そこでも見落としがあったのだとしたら本の精度に問題があると見なさざるを得ないしな。



  ☆「技術革新」が給料の上昇につながると期待するのは…


 技術革新によって労働力の価値が下がるわけだから

「技術革新が進めば仕事が楽になり、生活が豊かになる」という発想こそが「安月給の思考法」
なんだそうな。





 …?

 …技術革新が世の中をよくする、という思考法と混同してるんじゃないかと思えるんだけど…

 世の中がよくなるから生活も楽になる、というあたりまでくれば、たしかに短絡思考の権化といっても過言ではないのかな。



  ☆「チャンスはいつまでもある」…?


「諦めなければチャンスはある」ということは、「いつでも、いつまでも同じ量のチャンスがある」ということではない。
まあたしかにそのとおりではあるよな。

 でもこれが「安月給」とつながる理屈がよくわからん…?







  ☆就業規則を検証しない


 これはたしかにそのとおりだね。

 ブラック企業の“決まり”って、サボらないよう社員をがんじがらめにすることしか考えてないことが見えみえだったりするからね。


  ☆「会社の経費」を当てにする


 経費で落ちるかどうかばかりを気にするってのも、たしかに枠をせばめる思考法カモしれんな。
仮に自分の将来のために必要なものがあったとしても、「これは経費で落ちないから買えない」という発想につながってしまう
ってのももっともな話。





 しかし自分への投資と会社の経費とを直結させる人間なんて、そもそもいるのか?…という疑問がなきにしもあらず。


  ☆「人は見かけが9割」

ビジネスは中身が大事ですが、「見かけ」をないがしろにする人は中身のよさを信じてもらえないということです。
こいつは耳が痛いね。

 ヲタが外見や印象に無頓着、という世によくある非難にも通ずるヤツだわね。

 わしゃ「シャツIN」=ダサいっつー風潮が大っきらいだけど、傍から見りゃダサいもんはダサいわけだしね。





 ま、だから裾だすつもりは昔も今もカケラもねえけどな!

 最近じゃ上の公式もかわってきたって話もどこかで目にした記憶があるんだけど、やっぱり無頓着であることにはかわりない。

 見かけとかにエネルギーを注ぎこむ余裕がないんだよなあ…。







 以上でありますよ。



 まあものごとを外面的・刹那的に捉えたり、思考が停止していたりするのはよくない、という観点であればしごく納得できる内容なのカモしれない、という感じの著書でありますかね。



 シャツINして出かけてくるので本日は以上。
 最後まで読んでくれてありがとう。
 それでは、また~(^_^)/~~












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