2014/09/17

未来をデザインしたオリジナリティあふれる生物的な飛行機の紹介記事を共有したい!


なぜかって? それはカッコいいからだ! もちろん!
青木無常でありますよー。


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いつもネタ元に重宝しきりのGizmodoから
またまたステキなヴィジョンの提示が
ありましたので! ぜひ! ご賞味のほどを。ただし…


GIZMODO 2014.04.19 13:00
生物学をヒントにデザインされた未来感ただようユニークな飛行機


…いつものことですけど、著作権があるので
画像の貼りつけ等はできません。上のリンク先にいって
直接自分で見てね。



以上で紹介終わり。以下はただの雑談。(^_^;)



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私が青少年時代の話なので、かな~り
むかしのことなんだけど、雑誌(たぶん漫画誌)で
未来の宇宙船特集みたいなのをやってた。

私の大好きな空想的な話のヴィジュアル特集なので
もちろん狂喜してむさぼり読んだ小特集だったんだけど、
そのなかのひとつに「フーディッド
スワン」という
名称の宇宙船が紹介されておりました。

メカニカルなイラストに生体宇宙船(オーガンシップ)
という魅力的な設定が添えられていて激しく興味を
ひかれたんだけど、残念ながら当時、原作は未訳。

ちなみに「フーディッド
スワン」のイラストを描いたのは
アンガス・マッキーというひと。
このイラストはかなり有名なようで今でもググると
多数ヒットするほど。



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やがてサンリオSF文庫というのが創刊されて
10年くらいで短命に終刊してしまったのだけど。

そのラインナップの中に、かつてむさぼるように
目にしていた「フーディッド
スワン」のイラストも
表紙として華々しく店頭にならんでいた。

「宇宙飛行士グレンジャーの冒険」
というシリーズ名の作品。

タイトルは『ハルシオン・ローレライ』。



シニカルな宇宙飛行士グレンジャーが活躍する
スペースオペラ作品。

精神寄生体<風>とともに
パイロットとリンクして宇宙を翔る
人類と異文明のハイブリッド船“かんむり白鳥”
を駆るグレンジャーの活躍を描く冒険SF…

などというとかなりおもしろそうだし、
私もそう思ってわくわくしながら読み始めたんだけど…



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どうも読みにくいし内容も頭に入ってこない感じの
作品だった。しかも、訳がひどかった。



宇宙船の名前が“かんむり白鳥”。

おそらく、これが「フーディッド
スワン」の
訳なのだろう。

英語で書くと「Hooded Swan」。
もちろんこれを“かんむり白鳥”と訳したこと自体は
まちがいでもなんでもないと思う。

しかしひどい訳だ、ということは
当時ですら容易に類推できた。

なぜかというと、主人公であるグレンジャーが
ハイブリッド宇宙船とリンクするために
操縦席で頭に装着する装置を“ずきん”
訳していたからだ。

あくまで類推にすぎないのだが、この奇怪な訳語のチョイスは
宇宙船の名前が「Hooded Swan」であることからきているであろうことは
おそらくまちがいないと思う。


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訳者が“ずきん”という、どうにも現代社会にも
未来小説にもマッチしなさすぎる、
お粗末きわまる訳語を選んだ意味も
ある程度は類推も理解も、できないこともないのだが…

おそらくこの“ずきん”の原語は
「Hood」だろう。

日本語では、わざわざ“ずきん”などという
当時にしてからが古臭すぎる言葉をチョイスせずとも、
「フード」といえばふつうに通じる言葉。



このあたりから察するに、訳者の脳みそは
バカのきわみ。といって悪くても
あまりにも古いし硬すぎる、という見解には
異をとなえることもできまい。



宇宙船の名前である“フーディド・スワン”
(わざと「ッ」を抜いたぞ)と、それにリンクする
“フード”はかかっている。

…のは、あくまで類推にすぎないけど、
類推と断る必要すらなさげなほど明白でもある。



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それをこの訳者は…
わざわざ“かんむり白鳥”と“ずきん”
という、関連性のきわめて薄い訳語に
分散させてしまっている。

も一度いう。バカのきわみ。



せめて“ずきん”でなく“かんむり”にしていれば
まだしも、なのだが。

否。それ以前に“フーディド・スワン”
(いやもちろん“フーディッド・スワン”でもいい)
とカタカナで表記すればいい話。

“かんむり白鳥”という美しい日本語をどうしても
使いたかったのか知らんが、そのあたりは
()の中にでも入れておく、という選択肢も
充分以上にあったはず。

こうしておけば、わざわざ“ずきん”などという
SF小説内では奇天烈にしか響かない無理やりな訳語を
使用せずとも“フード”で通っていたはず。



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この拙劣きわまる翻訳者は島岡潤平という人らしい。

グレンジャーシリーズは全部で6作品あり
そのうちの最初の数冊までをこの島岡某が訳しているようだ。

残りを翻訳しているのが、今をときめく
菊地秀行大先生。この私も多大な影響を受けた
大作家(つーと現時点ではいいすぎか?(^_^;))。

代表作として魔界都市"新宿"シリーズと
吸血鬼(バンパイア)ハンター"D"シリーズという
不朽の大ヒット作(ただし最初のほうのみ?)を
ものしている人気作家だ。

…が、この菊地先生が売れてないころに行ったと思われる
翻訳仕事の中に、このグレンジャーシリーズの
後半三作が含まれている。



菊地秀行ほどの頭脳が、hoodをずきんと訳すような
ずさんかつ無粋きわまるマネをするはずもなかろうが。

菊地先生はヘンにマジメなところがあるらしく、
島岡某の稚拙きわまる翻訳を踏襲してか
“かんむり白鳥”も“ずきん”もそのまま
使用している。悲しい話である。



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訳文のまずさがあったのかどうかはわからない。

少なくとも菊地秀行の担当した巻も読んでいるし、
あの菊地秀行が訳したのだと認識してもいたのだが、
シリーズ全体に対して、あまりおもしろくなかった
という芳しくない印象しか残っていない。

もちろん、話の内容など雲散霧消。

きわめて残念な話である。この原因が訳文の稚拙さに
よるものなのか、もともと原作自体がおもしろくなくて、
アンガス・マッキーのイラストだけが
その勇名を牽引していただけなのか。

あるいは読み手である私の脳が追いついていないだけ
という可能性ももちろん否定はしないが。(`▽´)



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ともあれ、私は島岡某の訳文のひどさが
原因の大部分を担っているのではないかと
激しく疑っている次第である。



映画ならともかく、翻訳小説となると、
訳文のまずさによっておもしろさが損なわれる
可能性は、あまりにも大きいしな!
ハヤカワの岡部某とかも、ひどかったからなあ。

じゃあおまえが訳せば、とかいう切り返しはなしな。
短絡に過ぎるわえ。読者と訳者じゃ立場がちがう。(`▽´)



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ながながと雑談を語ってしまったが、
なぜこんな雑談になってしまったかというと、
もちろん! アンガス・マッキー描くフーディド・スワンを思い出したから。

※サンリオSF文庫の表紙絵を掲載したかったのだが、
 残念ながらというべきか、やはりというべきか(^_^;)
 絶版で古本ですら表紙絵付のものがヒットしないので
 アンガス・マッキーの絵は紹介できませんでした。あしからず_(_ _)_




アンガス・マッキーも悪くはない、
というか、かなり好きなんだけど。

最近のSFデザインを見慣れた目から見ると
やっぱりちょいと古臭い感じも否めない。
だから、GIZMODOで紹介されているアル・ブレイディが
フーディド・スワンを描いていたら、と。

ふと思ったのさ。

というより、もしかしたらアル・ブレイディも
かつてのアンガス・マッキー描くフーディド・スワンを
目撃していて、そして影響を受けたんじゃないか…?

…と、これも類推というか、夢想にすぎない
話なんだけどね。(^_^;)



実際どうなのかは知るすべもなさげなので、本日は以上。
最後まで読んでくれてありがとう。
それでは、また~(^_^)/~~




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