2014/04/05

蟹江敬三さん逝去 枚挙にいとまのない名バイプレイヤーが…


ああ。もうそういう年齢とはいえ、また…
青木無常でございます…


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驚愕がまず先にきました。え? と。


ナリナリドットコム 2014/04/05 01:26
俳優の蟹江敬三さんが死去、昨年「あまちゃん」主人公の祖父役好演。


「あまちゃん」も「ガイアの夜明け」も
観てなかったけど、蟹江さんは見かけない日は
ないってくらい…は言いすぎだけど(^_^;)。

それこそ、どんなドラマにも映画にも
ひっぱりだこの名バイプレイヤーだったし、
どの役も蟹江さんらしく印象的で
かといって物語を壊すようなことは決してなかった。



蟹江さんが演じていらっしゃった役のうち、
私がもっとも印象深いのは、二つの作品。



ひとつは、
『必殺4 恨みはらします』の、九蔵。
口のきけない、背中の曲がった男。


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貧乏長屋の住人を装い、巨悪の手先として
殺人を淡々とこなしていく、不気味きわまるキャラでした。

異様な存在感がすさまじく立ち昇り、
クライマックス、 千葉真一相手の大立ち回りは
不気味さのまま壮大な忍者アクションを展開し、
視線を画面に釘づけられてやまなかった。

まさしく、怪演。



そして、もうひとつは、テレビドラマ
『相棒』season1の「殺しのカクテル」。

こちらは、バーテンダー三好倫太郎役。

殺人者で、水谷豊扮する杉下右京と対決するのですが、
終始、ふたりのあいだには共感や友情のムードが
そこはかとなく漂っており、作品全体に
不思議な哀感が流れつづけていました。

ノーブルな雰囲気をかもしだす水谷を向こうにまわして
あくまでバーテンダーとして彼を歓待する姿勢を崩さないまま
犯人として追いつめられていくさまを好演。


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殺人の動機も、憎しみよりは、やりきれなさや
どうしようもなさが、その演技からは強く漂っていて、
犯人として追究されながらも、心からの歓待と
やさしさをつねに保ちつづけ。

最後には、その心根ゆえに、自分が犯人であることを
認めざるを得ない状況に陥る。

そして、そんな状況にあってなお、
すがすがしさと、感謝のこころにあふれた姿を
蟹江さんは演じきっていた。

もちろん、水谷さんの、淡々としながらも
心情としては犯人に寄り添っている、それでいながら
刑事として、あるいは真実の徒として訴追せずにはいられない、
背反した感情を秘める杉下右京像。

こちらもまた、蟹江さんの演技の妙を
際立たせる好演でありました。

美しく、すがすがしい色あいのカクテルを中心に
あくまで静かに、ノーブルに、そしてやさしく
描かれていくエンディングのシーンが、忘れられない。

このエピソードは何度も観ているし、
何度観ても飽きません。


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三好倫太郎はseason6にも出ているようですが、
残念ながら未見。

「相棒」自体、その評価が完全に定まってから
存在を知ったせいで、第一シーズンから順番に
観てきてるんですが、ちょいといろいろ事情で
第二シーズンまでしか、たどりつけていない。

蟹江さんがどんな演技をみせてくれているのか、
たいへん気になるし、楽しみでもあるし、そして…。



蟹江敬三さんのご冥福を、心より祈ります。



本日は以上です。




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