2014/01/20

伝説の怪物!? 巨大な恐怖の地獄穴!? 海の巨獣・ウバザメの謎を追う!

ゆらめく海中。
底なし穴のような巨大な口が、ゆっくりと、近づいてくる。

Solstice - Scotland's Basking Sharks


海面で、無邪気に遊ぶあなた目がけて。

巨大な口腔の内部には、肋骨を思わせるような、白い、異様なものが不気味にならぶ。
10メートル以上もありそうな巨大な体躯。

尖った鼻先は、人喰いザメの恐怖を描いた映画「ジョーズ」に出てくる人喰いザメの、兇悪な姿そのまま。

かつて、世界の船乗りたちを恐れおののかせた伝説の海の怪物――
恐怖と邪悪の権化・レヴィアタンを、そのまま実体化させたかのごとき、あまりにも禍々しいその姿は、まさしく悪夢そのもの。

そんな、おそるべき容貌をそなえた「ウバザメ」に、もしも、本当に海で遭遇したとしたら、あなたはどうしますか?

答えは――そう。逃げる。
ただし、逃げなければ、食われてしまうから……ではありません。(^_^)

なぜかって?

ウバザメの好物は、人間なんかじゃないから。
では、かれらは、なにを捕食しているのか。


ウバザメ001





 世界で二番目に巨大な魚


ウバザメという生物は、ネズミザメ目ウバザメ科に属する、まぎれもないサメの一種。
「ジョーズ」に出てくる、兇悪そのものの人食いザメ=ホオジロザメもネズミザメ目なので、親戚といってもいいかもしれない。

だが、ネズミザメ目は7科10属16種にも下位分類されており、その生態もさまざま。

なかでも、ウバザメは、あのおそろしい巨体のとおり、すべての魚類の中でも、ジンベエザメについで二番目に大きい種だという。
その巨躯は通常でも6mほど、8~10m以上に成長する場合もあり、中には15mにも達したとする報告もある。




 別名は「バカ」


しかし、だからといって、過剰に恐れる必要はまるでない。

かれらの別名は「バカザメ」。
そう。
文字通り、馬鹿な鮫、という異名を、かれらは冠せられている。


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なぜこんな、不名誉な呼ばれかたを、かれらはしているのだろうか。
それは、非常に呑気な、かれらの生態によるからだという。

彼らは性格が非常におとなしいため、危害を加えなければ人間に害が及ぶ行動をとることは全くありません。

かれらの性格は大変のんびりしており、人間や、小舟などが近づいても逃げようとしない。
場合によっては、あまりの警戒心のなさに、近づきすぎた船に衝突してしまう、という事故が起こることすらあるという。

だから、かれらが近づいてきたら、早めに逃げたほうがいい、というわけ。

ともあれ、おとなしくて警戒心も薄く、動きも緩慢なため、あまりにも簡単に捕らえられてしまうので、バカザメ、などという文字通りバカにされた異名を、たまわってしまった、ということらしい。


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ということで、ウバザメはその巨体に似ず、とても愛嬌のある愉快な生物であることが判明した。

では、なぜかれらは、あの地獄にひらいた底なし穴のような巨大な口を、まるでブラックホールのように展開しながら近づいてくるのか。
その謎については、次回の記事にて解明していきたい。

ということで、ウバザメ特集第一弾は以上です。
次回「地獄へとつづく底なし穴? なぜウバザメの口はあれほど巨大なのか」につづきます。
最後まで読んでくれてありがとう。
それではまた明日。青木無常でした~(^-^)/~~






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